妖怪ハンター・地の巻/文庫

妖怪ハンター 地の巻 (集英社文庫)
映画の原作「生命の木」を読むとやっぱりヒロインはいないんだなとか、怖がらせ要素は映画ならではかとか、神隠しもないのかとか。いろいろわかってよかったです。
ホラーやスプラッタは嫌いなので日頃怖いマンガも読みません。これも怖いマンガだと思っていたので手を出すことは考えた事なかったんですが、読んでみると怖いマンガではなかったです。
たまに怖いですけどね(笑)
主人公がそれほど濃いキャラクターがあるわけでもないので話は淡々と進みます。
ついついオチまで読みきりたくなるので淡々としていても飽きはないのですが、読後感が「面白かったです」と言切れないのが難しいところ。明るい話じゃないからこう考えてしまうのかもしれない。
でも似たようなタイプとして水木先生のマンガと比較して考えると水木マンガの場合無情なオチでもどこかに面白いところがあるのでやっぱり私は水木マンガのほうがいい(笑)